生活改善や運動療法を行っても効果が十分得ることができないときは、薬物療法による治療が行われます。
急に痛みが起こったり、変形性股関節症の進行期や末期の状態で、痛みを強く感じるときは、「抗炎症薬」を用いて、症状を軽減させます。
抗炎症薬は、「外用薬」「内服薬」「注射薬」があります。
症状の程度などによって薬は使い分けられます。
皮膚が弱い人が、外用薬を使用すると、皮膚にかぶれなどの副作用を起こすことがあります。
内服薬による副作用「胃腸障害」「肝機能障害」などもあります。
変形性でも膝の場合は、「ヒアルロン酸」の注射薬が使用されることがよくあります。
しかし、股関節の場合、効果があるのかどうかきちんとした調査結果がありません。
そして、健康保険の適用もされていません。
また、薬物療法を行うことで、股関節の痛みは和らぎますが、根本的に治療することはできません。
ですから、医師の指示のもと、薬物療法で痛みを和らげ、運動療法へ変更するなどして薬を頼りすぎることがないようにします。